デジャブ

ラタンは、東南アジアを中心に熱帯雨林のジャングルに自生するヤシ科の植物で強くて丈夫・軽くてしなやかな特長をもっています。
日本では籐（とう）と呼ばれ、千年以上前に茶道具や武具として使われたのがはじまりです。江戸時代ごろからはカゴや編笠など生活道具として発達しました。家具として使われ始めたのは、明治・大正時代になってから。神戸や横浜にいた中国の職人から籐家具の製造技術が伝えられ、乳母車をはじめ椅子や円卓、リクライニングチェアなどが作られました。

ラタンを使った家具はひとつひとつ、手作業でつくられています。手作りならではの温かみに加えて、素材が持つ、美しさや懐かしさ、オリエンタルな雰囲気が、リゾート、ヴィンテージ、ナチュラルなどさまざまなスタイルに不思議にしっくりと馴染みます。
クラッシュでは、手編みのクラフト感と味わい深い落ち着いた色合いにすることで、どこか懐かしくも温かみのあるデザインに仕上げています。

ラタンは、他の素材と比べても軽く、さらに丈夫なのも特長。ラタン製の家具は持ち運びも簡単です。
だから、リビングや寝室はもちろん、天気が良い日にはベランダに持ち出して、読書したり、昼寝を楽しんだり。お気に入り場所に置いて、どこでもくつろぎのスペースに変えてくれるアイテムです。

軽やかな抜け感があり、涼しげな雰囲気のラタン家具。夏のイメージが強いですが、実はオールシーズンで使える優れものです。自然素材だから、家具として加工された後も呼吸をしています。そのためジメジメした季節には湿気を吸って、乾燥する寒い季節には水分を放出して湿度を調節してくれます。
そんな魅力が詰まったラタン家具をお部屋のインテリアとして取り入れて、一年中快適なリラックス感のある空間を味わってみませんか？

お気に入りのクッションやファーなどのインテリア小物を使ってアレンジすれば、季節感のあるコーディネートを作れたり、お部屋の雰囲気をガラッっと変えたり。多彩なコーディネートが楽しめます。

オリエンタルでシックなデザインのデジャブシリーズ。スチールを使わずラタンだけでつくられた、よりリゾート感のあるモデルです。エスニックやアジアンはもちろん、ノルディックテイストのインテリアとの相性は抜群。サイドテーブルにはガラスを用い、気品のあるデザインに仕上げています。棚が付いているので、ちょっとした収納に便利です。